骨取り・骨なし魚切り身は、どこでも同じように使われているわけではありません。当店の骨取り・骨なし魚切り身をお届けしていて分かるのは、現場によって選ばれ方がはっきり違うということです。ここでは、当店が見てきた実際の選ばれ方をまとめました。献立のご提案ではなく、注文のかたちから見えてきた事実です。
現場によって、選ばれ方がまったく違います
いちばん多くお使いいただいているのは介護施設と、保育園・幼稚園の給食です。数量はほぼ並んでいて、介護施設が若干多いくらいです。次いで、お弁当・仕出しの現場です。
介護施設 魚の種類にはっきりした好みが出ます
介護施設からのご注文は、サケとサバが多いです。 魚の種類がはっきり選ばれる現場です。
召し上がる方に馴染みのある魚が選ばれているのだと思います。サケとサバは、どちらも食卓に長く並んできた魚です。
保育園・幼稚園の給食 魚の種類を選びません
保育園・幼稚園の給食では、魚の種類がまんべんなく選ばれます。 介護施設のように、特定の魚に集まることがありません。
献立が回っていくなかで、いろいろな魚が順に使われていくためだと思われます。骨がないことが第一に求められる現場ですので、魚種そのものより、安全に出せることが優先されているのかもしれません。
お弁当・仕出し 盛りつけの見え方が問われます
お弁当や仕出しの現場では、盛りつけたときの見え方が効いてきます。焼いたときに身がふっくらするか、色がきれいに出るか。縞ほっけやメバルが選ばれやすいのはこのためです。
小学校・中学校の給食では、ほとんど使われていません
意外に思われるかもしれませんが、小中学校の給食からのご注文はほとんどありません。 献立の組み方も、食材を仕入れる仕組みも、別に組まれているためです。
魚が高いとき、何に替えるか
魚の相場は動きます。いつも使っている魚が上がったとき、何に替えるかというご相談はよくいただきます。当店がお伝えしているのは次のような組み合わせです。
サバが高いときは、アジ、ぶり、縞ほっけのあたり。 どれも焼いて出せる魚です。
マスの代わりには、まずサケ。 サケが難しければ、色のきれいな赤魚やメバル。マスとサケは見た目が似ていますが、カラフトマスのほうが味は淡白です。 当店のサケは日本かロシア産の秋鮭を使っています。
14種類、それぞれの持ち味
当店では現在14種類をお取り扱いしています。魚ごとの持ち味を並べます。
・ぶり 小さな幼魚を使っていますので癖が少なく、ぶりが苦手な方にも
・カレイ 黄金カレイ。癖がなく、フライ・唐揚げ・ムニエル・煮つけに。油との相性がよく、身が白い
・アジ 鮮度がよく血合いの色がきれい。脂ものっていて塩焼きに
・ホキ 加工用の白身として知られる魚。フライ・天ぷら・惣菜に。癖が少なく味付けに染まります
・縞ほっけ 冷凍の切り身では珍しく塩焼きに向きます。脂ののりがよく、焼くと身がふっくら
・メバル 春告げ魚。白身で脂肪が少なく淡白。煮付け・唐揚げに。焼いたときの見た目がよい魚です
・白糸ダラ ロックサーモン、セイスとも呼ばれます。身が締まった味の良い魚
・メルルーサ 深海の白身。ムニエル・煮付けに
・助宗ダラ 柔らかく、熱を通しても硬くなりにくい魚です
・サゴシ サワラの幼魚。2年半のお休みを経て、販売を再開しました
・サバ 介護施設で選ばれることの多い魚です
・赤魚 色がきれいで、盛りつけが映えます
・サケ 日本かロシア産の秋鮭。秋鮭なので美味しいです
・マス カラフトマス。サケに似た見た目で、味は淡白です
一切れ約50gにそろえてあります
どの魚も一切れ約50gにそろえてあります。枚数がそのまま人数になりますので、仕込みの計算がそのまま立ちます。 「50gを割っていた」というご指摘をいただいたことはありません。
IQF(個別急速凍結)のものが中心ですので、袋から必要な枚数だけ取り出して、残りは冷凍庫に戻せます。2.5kg(50切)と5kg(100切)の二つの容量をご用意しています。まず2.5kgでお試しいただき、合うようでしたら5kgへ、という順でお使いいただく現場が多いです。
骨は人の手で抜いています
骨付きと骨なしで、魚そのものは変わりません。 違うのは、骨を抜くという一工程が入っているかどうかです。そしてその一工程が並大抵ではありません。機械で一気に片づけられるものではなく、一枚ずつ、人の手で抜いています。
万全を期しておりますが、極稀に小骨が残ることがあります。 解凍してバットに並べる段階で目を通していただけますと、より安心してお出しいただけます。
商品ページ
魚の種類から選ぶ場合はこちらです。
・サバ、赤魚
・サケ、マス
・ぶり、カレイ
・アジ、ホキ
・縞ほっけ、メバル
・サゴシ、白糸ダラ
・メルルーサ、助宗ダラ
あわせてご覧ください
・骨なし魚が使われている場所|介護施設と保育園・幼稚園
・冷凍の骨取り・骨なし魚切り身の解凍方法
・サケとカラフトマスの違い
・ぶりとカレイは、まったく違う魚です
・アジとホキが、違う場面で選ばれる理由
・縞ほっけとメバル|焼いたときの見え方で選ばれる二つ
・白糸ダラという魚|ロックサーモン、セイスとも呼ばれます
・メルルーサと助宗ダラ|加熱しても硬くなりにくい白身






